CARTA SYNC GAMES社が運営する「KING OF KINGDOMS」への導入に至った背景やユースケース事例を公開いたします。
KING OF KINGDOMSについて
KING OF KINGDOMS は2022年10月21日に正式配信され、リアルタイムに複数部隊を操作し、地形や天候などの様々な戦略要素が満載なリアルタイムストラテジーゲームです。
最大150名、750部隊からなる大規模な同盟での戦略的な戦いや、共闘が楽しめます。資源や兵士への課金もなく、より公平な戦いが楽しめる作品です。
導入の背景
国外で開発されたゲームアプリを運営するパブリッシング事業を行っているCARTA社は開発企業と二人三脚でゲームを運営・改善していく必要がありました。ゲームやマーケティングのPDCAサイクルを回す上で、定量数値が共通言語として重要視されていました。
ソリューション導入後の効果
導入後の効果は、以下の3点が挙げられます。
以前は定点観測しているKPIを深ぼる際は事前に要件定義書をエンジニアに渡して開発してもらう必要がありました。そのため、コミュニケーションコストもエンジニアの稼働コストもかかっていました。一方で、ThinkingEngineは見ているダッシュボードに対して自由にフィルターをかけたり、特定ユーザーをセグメント化し分析の切り口に利用するなど、データ分析にあたっての自由度が大幅に増しました。
データ分析に対するコストが低下した結果、インサイト獲得により多くの時間を割けるようになりました。例えば、サーバー別にリリース初日に3日目で比較を行い、強くゲームに関心を持って初日参加したと思われる層とそれ以外で切り分けて分析する。新しいサーバー立ち上げ後想定よりも装備品が売れてなかったことに気づく。そして、月額課金制のバトルパスの利用率や加入後の利用行動からバトルパスの内容を変更するなど様々なインサイトを引き出せるようになりました。