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【海外事例】「最強でんでん」の成功を支えたデータ活用—サーバー最適化とユーザー行動分析で生まれたゲーム運営の革新

作成者: マーケティングチーム|Jul 29, 2022 3:00:00 PM

「最強でんでん」は、プレイヤーが弱いカタツムリとなり、やがてすべての種族を超え、最強の生物になることを目指すゲームです。

2020年6月にリリースされた放置ゲームでゲームの初月売上は80億円を達成し、2021年末までに累計登録ユーザーは2,100万人、累積売上高は440億円を超えています。

 

最適なサーバー構築の検証

サーバー数の最適化は、ユーザーの継続性、課金などに大きな影響を与えます。そのため、1サーバーあたりの最大ユーザー数を検証し、最適化する必要があります。ThinkingDataはサーバー別で主要KPIの一括比較をするフィルター機能などが充実しています。

特に国ごとに通信環境が異なり、利用している端末も異なり、国民性も異なるため、グローバル展開を考える際に1サーバーあたりの最適な人数の検討へThinkingDataは大変役立ちました。

 

ゲームの遊び方に応じてユーザーをグルーピングし、個別課題を設定し改善を繰り返す

最強でんでんはライトな放置ゲームとして遊ぶこともできれば、地球を救うというシリアスなストーリーを楽しむことができるゲームで、ユーザーの好みによってゲームの遊び方が異なるのが大きな特徴となります。

そこでユーザの遊び方を軸にユーザーを複数のグループに分類し、それぞれのグループのユーザーがより長く遊んで、より高頻度で課金をしてもらうための課題を設定し、ストーリーの追加やアイテム追加など様々な施策を実施し続けています。

ダッシュボード上の統計数値からシームレスに個別ユーザーの行動履歴を確認することでよりユーザーに寄り添ったゲームへ

アクティブユーザー数や継続率などの統計データはゲームの状態を知る上では有益ですが、実は統計データを眺めるだけではそこにどんなユーザーが存在しているかイメージすることが難しく、課題解決のためのアイディアが出せず困ることが多くありました。ThinkingDataはダッシュボードからシームレスに数クリックで、例えば離脱ユーザー1人1人の行動ログを見ることができます。


例えば、あるユーザーが特定のミッションに10回チャレンジしていて、結局クリアすることができず離脱していたとします。そのようなユーザーにはそのミッションをクリアするためのtipsやアイテムのレコメンドをすることで離脱を防げたかもしれませんし、もしかしたら復帰してくれるかもしれません。


統計データを眺めるだけでは、課題解決の打ち手を出すのは意外に難しいのですが、ThinkingDataによって個別ユーザーの行動ログを見ることで様々な打ち手アイディアを出すことに役立ちます。